イラン革命防衛隊総司令官、「我が国へのメディア攻撃は広島への原爆投下のよう」
9月 26, 2023 20:34 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、自国の若者に対して行われた敵側のメディア攻撃を、日本の広島と長崎への原爆投下に似ているとしました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官はテヘラン大学において、同大学がイランの世界的権威が具現化した場所だとしながら、「敵側は現在、イランの若者たちの思考の置き換え、心の征服、思想や信念の場の支配のための企みを、大学に的を絞り集中的に行っている」と述べました。
続けて、「イラン国民は、経済制裁、大規模な文化侵略、世界的心理戦に直面している。大国の指導者たちや世界のすべてのテロリストは、これまでも現在も、イランに戦いをしかけている。もしイランが一瞬でも気を緩めれば、国の運命は変わってしまうだろう」と強調しました。
また、「イランの若者の考えを打ち砕こうとするメディアやサイバースペースを使った攻撃は、第二次世界大戦末期に行われた広島と長崎への大量破壊兵器投下に似ている」と指摘しました。
そして、「敵側は国内外の問題において無力であり、イランは現在、進歩を見せている。かつてイランは、弾薬1個すら作れない国だったが、今やこのような帝国主義全体に対し立ち向かい、勝利を収めている」としました。