イラン外相、「対サウジ関係はあるべき道を進む」
10月 04, 2023 17:12 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、イランとサウジアラビアのチームが大戦時予定だったサッカーの試合が突如中止になった出来事について、「我が国とサウジの関係は前進しており、スポーツが政治的手段になることは許されるべきではない」と述べました。
2日夜、イラン中部イスファハーンで行われる予定だったセパーハーン(イラン)対アル・イティハド(サウジ)の試合が、サウジ側の稚拙で奇妙な行動により中止されるという事態が発生し、これについて様々な憶測が飛び交っています。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は4日水曜、閣議の傍ら記者団に対し「試合が中止になった際、私はサウジ外相と連絡を取っているところだった」と語りました。
同外相はまた、AFCアジアサッカー連盟に対し、今回の出来事について技術的な面から見解を表明するよう勧告したということです。
その上で、「我が国とサウジの間には、双方が合意した日時で試合を実施するという合意がある」としました。
一方、アメリカが対イラン核合意に復帰する意向がないと表明していることについては、「アメリカは偽善的な行動をとっている」と断言しました。
そして、「我が国は外交と話し合いという路線を進んでおり、見解の一致に近づけば直ちに情報を開示する」としました。
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