イラン中央銀行総裁、「我が国の経済成長率が約6%に」
10月 15, 2023 20:47 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のファルズィーン総裁が、「我が国の経済成長率は約6%に達した」と述べました。
イルナー通信によりますと、ファルズィーン総裁は、15日日曜にモロッコで開催されたMENAP (西アジア・北アフリカ・アフガニスタン・パキスタン)地域のIMF国際通貨基金加盟国閣僚会合で、「今年の第1および第2四半期における我が国の経済成長率は平均5.8%となった。また、2022年の投資伸び率は6.7%であった」と述べました。
続けて、イラン政府がこの半年間にインフレ抑制と経済成長に成功しているとしながら、「我が国の政府および中央銀行は、インフレを抑制し経済成長を実現させるため、経済安定化政策の実施を貫いてきた」と説明しました。
また、「イラン経済は現在、必要な安定性を確保している」としました。
そして、「政府と中央銀行は、予防的な金融政策を取るとしている。我々は、我が国とIMFとの進行中の協議や双方の努力を考えに入れながら、関係を強化したいと考えている」と強調しました。
2023年のIMF・世界銀行年次総会は、今月9日から15日まで行われました。同総会がアフリカ大陸で開催されたのは、この50年間で初めてのことでした。