10月 16, 2023 20:37 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、圧力を行使して自らの政治的目標を追求する自称人権擁護者は今、ガザや圧政下にあるパレスチナの人々の状況には目を閉じている」としました。

国際通信イランプレスによりますと、キャンアーニー報道官は16日月曜の定例記者会見において、「この数日、ガザを含むパレスチナの地に千年前から暮してきた勇敢な国民が、そのような状況に置かれているか目にしている。(この地では)現在、シオニストにより70年以上続けられてきた犯罪がまたもや繰り返されている」としました。

また、パレスチナ人は世界の最も圧政にさらされている国民であるとしながら、「ガザの子どもたちの血にまみれた顔からは、この国民の受けている圧政や彼らの勇敢な声を見聞きすることができる」と述べました。

さらに、ガザの様子を記録した痛ましい写真を記者団に見せながら、「人権は、パレスチナについても適用されているのだろうか?」という疑問を投げかけました。

同報道官は一方で、「この数日にガザで起きたことは、シオニスト政権の犯罪に対するパレスチナ抵抗勢力の対抗措置であり、イランから部隊が派遣されたという一部の主張は事実無根である」と述べました。

その上で、「アメリカ政府は、シオニスト政権による犯罪について説明すべきである。地域の海域への艦隊派遣は、圧制者(であるイスラエル)を支持する以外の意味をもたない。シオニストを支持するいずれの当事者も、国際的に責任を問われることになる」と述べました。

 


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