イラン系ユダヤ教指導者、「ユダヤ教の考えはシオニスト政権と異なる」
(last modified Wed, 18 Oct 2023 11:40:01 GMT )
10月 18, 2023 20:40 Asia/Tokyo
  • イラン系ユダヤ教指導者、「ユダヤ教の考えはイスラエル政権と異なる」
    イラン系ユダヤ教指導者、「ユダヤ教の考えはイスラエル政権と異なる」

ユダヤ教の宗教指導者・ラビであるイラン系のユーネス・ハンマーミー・ラーレザール氏が、イラン大統領補佐官との会談において、「ユダヤ教の考えはシオニスト政権イスラエルとは異なるものである」と強調しました。

シオニスト政権イスラエルによる一連の攻撃は17日火曜夜、パレスチナ・ガザ中心部の病院を爆撃し罪のない数百人の人々を殺害するという新たな犯罪によって、その頂点に達しました。

この爆撃による殉教者の多くは、女性と子どもでした。

シオニスト政権はこの犯罪に走る前の数日間に、すでに3000人以上のパレスチナ人を殉教させています。

イルナー通信によりますと、サキーネ・サーダートパード社会的権利・自由担当大統領補佐官は18日水曜、イラン国内のシナゴーグにおいてイラン系ユダヤ教徒の宗教指導者・ラビであるハンマーミー・ラーレザール氏と会談し、先日からシオニスト政権イスラエルがパレスチナ民間人に対し行っている攻撃について話し合いました。

この会談で、サーダートパード大統領補佐官は、世界のユダヤ人を代表してシオニスト政権の行う犯罪の非難に全力を尽くすよう、ハンマーミー・ラーレザール氏に求めました。

一方のハンマーミー・ラーレザール氏も、ユダヤ人コミュニティは今回のシオニスト政権の犯罪にはかかわっていないとしながら、この行為を非難して、「このような人道に反する行為は、人権という基準にも反している」と述べました。

両者はさらに会談の終わりに、シオニスト政権の犯罪を非難する共同声明を発表し、「この数日間の同政権による犯罪は、彼らがこの数十年に取ってきた非人道的・犯罪的姿勢の一環とみるべきだ」としました。

 


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