南コーカサス諸国の3+3外相会合が、明日テヘランで実施
10月 22, 2023 20:14 Asia/Tokyo
アゼルバイジャン、アルメニア、ロシア、トルコ、イランなどによる3+3カ国会合の第2回が、23日月曜にテヘランで開催されます。
イルナー通信によりますと、ロシア、トルコ、アゼルバイジャン、アルメニアの各外相は明日テヘランに集まり、イラン主催のもとに3+3カ国会合の第2回を閣僚級で行う予定となっています。
今回の会合では、南コーカサス地域の諸問題および政治、経済、安全保障、交通、エネルギーなどの面での地域協力拡大について話し合われます。
こうした形式で会合を行う最も重要な目的のひとつには、地域問題に地域諸国自身が関わり、地域外や西側の諸国の干渉を受けずに解決することが挙げられます。そのため、今回の会合の議題の一つは、アゼルバイジャンとアルメニアの間の和平に関するものとなっています。
アルメニアのパシニャン首相は先日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領が提案した3+3か国の形での会合実施に同意したと発表していました。
昨年次官級で行われた3+3か国会合の第1回は、ジョージアの出席なしでロシア・モスクワで開催されました。
同会合の開催は、イラン第13期政権の近隣政策、近隣諸国間の友好関係拡大、地域外勢力の干渉を受けない地域問題解決の一環として、重要な一歩となります。