イラン外相、「国連はイスラエルの攻撃の即時停止に向け行動すべき」
(last modified Thu, 26 Oct 2023 08:50:21 GMT )
10月 26, 2023 17:50 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、国連人権高等弁務官に宛てた書簡において、同弁務官および国連傘下の他の人権機構に対し、シオニスト政権イスラエルの攻撃の即時停止および、人道に対する罪と戦争犯罪に関してのイスラエル政府の問責を求めました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は25日水曜夜、フォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官に宛てた書簡において、イスラエルによるパレスチナ国民の権利の公然とした組織的侵害を非難するとともに、「パレスチナ・ガザ地区におけるイスラエル軍の広範かつ組織的な攻撃と当局者の発言は、ガザにおけるイスラエルの現在の作戦がパレスチナ市民の大量虐殺であることを示している」としました。

その上で、「ガザで2週間続いているイスラエルの攻撃は、女性や子供を含む数千人のパレスチナ民間人の殉教と負傷を引き起こしたほか、住宅、民間施設、インフラ、病院、学校、礼拝所、国連施設を破壊した」と指摘しました。

そして、「イスラエルの攻撃は、その目的がガザ地区のパレスチナ人の大量虐殺であることを示すまでに激化している」としました。

また、「イスラエル政権によるパレスチナ人の強制移住および『民族浄化』を目的としたイスラエル軍のガザ侵攻は、国際法に著しく矛盾している」としました。