駐アフガン・イラン大使「対アフガン制裁は、テロや麻薬対策の重大な障害」
(last modified Sun, 29 Oct 2023 10:31:56 GMT )
10月 29, 2023 19:31 Asia/Tokyo
  • イランのカーゼミーゴミー駐アフガニスタン大使とマルクス・ポッツェル・アフガニスタン担当国連事務総長副特別代表
    イランのカーゼミーゴミー駐アフガニスタン大使とマルクス・ポッツェル・アフガニスタン担当国連事務総長副特別代表

イランのカーゼミーゴミー駐アフガニスタン大使は、アフガニスタンに対する制裁は、テロや麻薬との戦いにおける重大な障害となっていると指摘しました。

カーゼミーゴミー大使は、アフガニスタの首都カーブルで、マルクス・ポッツェル・アフガニスタン担当国連事務総長副特別代表と会談し、アフガン危機の打開を目指す地域諸国を中軸とする多国間による外交の強化を強調しました。

また、アフガニスタンの危機を解決するために同国に科された制裁の解除を求めました。

会談後、カーゼミゴミー大使は、X(旧ツイッター)に投稿し、「ポッツェル氏との会談において、アフガンの現状の主な原因であるアメリカなどの当事国に責任を問う必要性が強調された。また、アフガン復興において地域外の勢力が指揮をとることに疑問を呈した」としました。

さらに、「テロや麻薬との戦いにとって、アフガンに対して科された諸制裁は重大な問題となっている。国連は平和維持のためのその使命を果たし、この問題の解決のために効果的な措置をとるよう期待されている」としました。

アメリカが2001年からアフガンスタンに駐留していたおよそ20年間で、同国での麻薬の生産量は10倍に増加しました。

 


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