イラン外相、「反シオニストという一致した国際世論は覆せない」
11月 06, 2023 14:51 Asia/Tokyo
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、インドネシアでの大規模なパレスチナ支持集会に触れ、「シオニストへの反対という一致した国際世論はもはや覆せない」と語りました。
インドネシアの首都ジャカルタで5日日曜、数千人がインドネシア国立記念碑の近くに集結し、パレスチナ人との連帯を表明しました。これは、ガザでの戦争が始まってからインドネシアで行われた公の集会としては最大規模となっています。
この集会に参加したインドネシア市民らは白い服と白黒のパレスチナのスカーフを身に着け、パレスチナ国旗を掲げて「神は偉大なり」と「パレスチナに自由を」のスローガンを連呼し、多数の犠牲者を出しているガザ包囲の終結を求めました。
シオニスト政権イスラエルによるガザ爆撃の収録動画がスクリーンで上映されている間、ジャカルタ市内のインドネシア国家独立記念塔(モナス)のあるムルデカ広場ではイスラム教徒の要人らが演説し、イスラエル製品の禁輸に加えて、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所によるガザでのイスラエルの犯罪の捜査・審理を要求しました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は自らのSNS上の個人用ページに動画を公開し、「インドネシア国民による数百万人規模の盛大なパレスチナ支持集会および、この式典でのマルスディ・インドネシア外相の勇気ある演説は称賛に値する」と述べています。
また、「シオニストへの反対という一致団結した国際世論の形成は、もはや覆せないものである」と述べました。
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