イラン外相からの質疑:「モサドはホワイトハウス中枢から具体的にどの種の文書を入手しているのか?」
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イランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外相
アラーグチー・イラン外相が、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の愚鈍な発言に反応しました。
【ParsTodayイラン】アラーグチー外相は「X」に「ネタニヤフ首相は約2年前にガザ地区での勝利を約束したが、その結果はどうなったうか?見ての通り軍事的泥沼に陥り、自らには戦争犯罪の容疑で逮捕状が出され、しかも敵側のパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスには20万人もの新たなメンバーが加入した」と投稿しています。
ネタニヤフ首相は、イランに関しても40年以上にわたる平和目的の核開発の成果を破壊できるという甘い考えに陶酔していました。しかし、結果は「彼の傭兵が殉教させたイランの科学者たちはそれぞれ数百人もの有能な学生を育ててきており、これらの学生はすぐにネタニヤフ首相に、彼らが何を持っているかを見せつけるだろう」というものでした。
アラーグチー外相はまた「しかし、ネタニヤフ首相の傲慢ぶりはそれだけではない。対イラン戦争での自らの目標を一つも達成できず、イランの強力なミサイルにより自らが今なお検閲の指揮をとるイスラエルの秘密拠点が壊滅し、アメリカのトップ(ダディ)のもとに逃げることを余儀なくされた末に、その彼が今では、イランとの交渉において何を言うべきか、何を言わぬべきか、何をすべきか及びすべきでないかを、大胆にもアメリカに指示しているのだ」と述べています。
さらに「イランが指名手配中の戦争犯罪者の発言に注目するかもしれないなどとは笑子千万であることとは別に、避けようのない疑問が浮かび上がる。それはつまり、ネタニヤフ氏は一体何を企んでいるのか?そしてもし他に何もなければ、イスラエル諜報機関モサドは正確には、ホワイトハウスの中枢に関するどの種の文書ファイルを持っているのか?というものだ」としています。
イラン外相のネタニヤフ関連投稿に非イラン人ユーザーが反応
イラン人以外の一部のネット活動家らも、ガザ地区とイランにおけるイスラエルの敗北、及び対イラン戦争における米国の公然たる対イスラエル支援に関するイラン外相の「X」への投稿に反応し、投稿内容を認めるとともに、米国とイスラエルがイランへの対峙において足並みを揃えていることを強調しました。また、投稿で提起された2つの疑問に対し、この疑問の答えは「エプスタイン性交事件(欧米の政財界の有力者を巻き込んだ、米国の実業家エプスタイン氏による買春)」にあると明言しています。