イランの産油量が10月も引き続き増加
11月 15, 2023 14:43 Asia/Tokyo
OPEC石油輸出国機構の最新報告書によれば、今年10月のイランの原油生産量は4万6000バレル増の311万5000バレルとなり、引き続き同機構加盟国中第3位となりました。
イルナー通信によりますと、OPECの11月の報告では、加盟13カ国の10月の産油量は、前月の2782万バレルより8万バレル増の2790万バレルとされました。
国別の生産量は多い順に、サウジアラビアの日量899万2000バレル、イラクの日量432万9000バレル、イランが日量311万5000バレルとなり、イランはOPEC内第3位を維持しました。
このイランの生産量は、前月より4万6000バレル増加しています。
一方、10月にはOPEC加盟国のうち9カ国で生産量が増加しており、そのうち最大を記録したのは日量5万1000バレル増加のアンゴラでした。
イラン、ベネズエラ、リビアは、OPEC加盟国とOPEC外の主要産油国で構成されるOPECプラスが行う減産措置から除外されています。