イラン副大統領、「パレスチナでの2政府共存に反対」
(last modified Sat, 18 Nov 2023 08:59:13 GMT )
11月 18, 2023 17:59 Asia/Tokyo
  • ホセイニー・イラン国会担当副大統領
    ホセイニー・イラン国会担当副大統領

ホセイニー・イラン国会担当副大統領が「我が国はパレスチナにおける2つの政府の共存を決して受け入れない」とし、「我が国が提示する処方箋は、地中海からヨルダン川までを領土とする独立国家・パレスチナの樹立である」と語りました。

ホセイニー副大統領はあるテレビ番組で、イランの活発的な外交に触れるとともに、パレスチナ情勢に対するアラブ諸国および西側諸国の受け身の対応を批判しました。

そして、「イランは、一部のアラブ諸国が提起した二政府共存を決して受け入れない。海から川、つまり地中海からヨルダン川までを領土とする独立国家パレスチナの樹立こそ、パレスチナ問題および、シオニスト政権イスラエルによる占領の終焉に必要であると考えている」と語りました。

また、パレスチナ・ガザ情勢に関しメディアで検閲が行われていることに触れ、「シオニストは自らの弱さと無能を隠そうと、正しい情報の遮断を目的に50人近くのジャーナリストを殉教に至らしめた」としました。

そして、「いずれの国際条約や議定書も民間人への攻撃を許可していない」とし、「民家や病院の爆撃、救助車両を狙った攻撃は、イスラエルが行う戦争犯罪であり、重大な大量虐殺とみなされる」としています。

 


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