イランがイスラエルの新たな犯罪を非難、ガザ地区の学校への攻撃めぐり
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、子供殺しのシオニスト政権イスラエルの行った、ガザ北部のジャバリア難民キャンプにあるアル・ファーフーラ学校とテル・ザアタル学校で数百人のパレスチナ国民を犯罪的、狂気的かつ残忍に殺害するという行為を、強く非難しました。
イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は18日土曜夜、「誠に遺憾ながら、ガザ地区とヨルダン川西岸でのパレスチナ市民虐殺に対し世界各国と国際機関が手を拱いているのをいいことに、シオニストが牛耳る簒奪者政権イスラエルは毎日、無謀と残虐の限りを尽くして自宅や難民用仮設避難所にいるパレスチナ国民や女性に対する新たな戦争犯罪と大量殺りくに手を染めている」と述べています。
また、特に防衛手段を持たないパレスチナの圧政下にある人々に対する犯罪者政権イスラエルの公然たる大量虐殺に対し、イスラム諸国の抑止力のある即効の措置および、国際社会の責務履行を求めました。
こうした中、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長は18日土曜夜、ガザ地区内の2つの学校をはじめとした民間の避難民の避難場所に対する攻撃、また同地区シャファー病院への患者の避難からわずか数時間後の攻撃といったイスラエル政権の残虐な犯罪発生の後、地域・国際機関の関係者や当局者と電話で会談し、パレスチナ国民に対する殺戮停止に向けた真剣な行動を呼び掛けました。
パレスチナの各抵抗組織は先月7日、同国南部ガザ地区からイスラエル軍の拠点に対し「アクサ―の嵐」というた対イスラエル奇襲攻撃を開始しました。これに対し、イスラエル政権は自らの敗北に対する報復と埋め合わせ、そして抵抗勢力の活動阻止を目的に、ガザ地区に通じる全ての検問所を閉鎖し、同地区への攻撃を行っています。