イラン外相、「停戦・捕虜交換で地域の安全確立を望む」
11月 25, 2023 16:57 Asia/Tokyo
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、パレスチナ・ガザでの停戦成立、捕虜の交換、パレスチナ人女性と子どもの解放により、地域の安定と安全が確立されることを願うとしました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、ガザでの停戦期間が始まった後の最初の反応として、圧政下にあるパレスチナの人々に対するシオニスト政権イスラエルの犯罪が停止したことを歓迎しながら、「パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの行動は、論理的かつ人道的なものだった」と述べました。
続けて、ハマスのハニヤ政治局長とカタールで行った会談について触れ、「ハマスは、戦争が始まった当初から民間人捕虜を解放するつもりだった。しかし、イスラエル政権側は戦火を広げる口実にしようと、それを妨げた」と説明しました。
そして、「今後地域が安全と安定という新たな段階に入るためには、シオニスト政権の犯罪の停止が継続される必要がある」と指摘しました。
ガザでは、同地区に対するイスラエル政権の戦闘開始から約50日を経た24日金曜、ついに4日間の一時停戦に至りました。
停戦合意によれば、当時者双方はこの間、いかなる軍事行動も停止するとされています。
合意ではさらに、シオニスト捕虜1人当たり3人のパレスチナ人女性と子どもの捕虜解放のほか、1日毎にトラック200台の食料や医療品をガザ全地域に届けることも取り決められています。
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