12月 12, 2023 20:38 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、欧州理事会によるイランの複数の人物や団体に対する制裁決議案の採択を強く非難しました。

キャンアーニー報道官は、ウクライナ危機に介入したという根拠のない主張をもとに採択された欧州理事会の11日の決議を、破壊的な行動として強く非難しました。

また、効果のない制裁や、誤った情報を流すための政治的目的を持って行われる一部の無駄な工作は、彼らに何ら成果をもたらさず、イランとヨーロッパの間の関係に生じた障害を自ら増大させることになるだろう、と語りました。

さらに、「EUは、国際法や国連憲章を語りながら、行動の上では、人権や人道に関する国際法に歴然と違反し、さらにパレスチナ・ヨルダン川西岸やガザ地区の抑圧されたパレスチナ人の大量虐殺に目を瞑って、占領者たるシオニスト政権イスラエルが行う残忍な攻撃の停止に向けた効果的措置に、足踏みを見せている」と述べました。

キャンアーニー報道官はまた、戦争への反対及び、平和的方法によるロシアとウクライナの間の対立解決の必要性というイランの原則的な立場を強調するとともに、イランの防衛産業への制裁を根拠のないものとして、イランがそれに対抗する権利を留保する、と表明しました。

 


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