イラン外相、「わが国は世界最多の難民を受け入れている」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「わが国は、世界最多の難民を受け入れている」としました。

タスニーム通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は13日、スイス・ジュネーブで開催された国際会議「グロバール難民フォーラム」において、「いかなる一時的な解決策も、難民らの問題を永続的になくすことはできないだろう」としました。

また、「わが国は、45年以上という長期間に渡り難民を受け入れているという状態にあり、現在も、2021年のアフガニスタンでの出来事を受けて、世界で最多の難民を受けている。UNRWA難民救済事業機関と国際社会は、難民らの祖国帰還に向けて倍加した努力を行う必要がある」と述べました。

イラン外相はさらに、「我々の地域外からの干渉や軍事介入などが、地域で不安定や混乱を引き起こしている。またこれにより、地域全体で難民の波が起きている」と強調しました。

そして、「イランが世界でもっとも多くの難民を受け入れているのは、その近隣諸国に対しアメリカとその同盟国が行う軍事介入および無責任な政策が原因である」としました。

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