12月 25, 2023 18:11 Asia/Tokyo
  • 在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のナズィーリーアスル代表
    在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のナズィーリーアスル代表

在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のナズィーリーアスル代表が、「我が国は、包括的保障措置協定の枠内でIAEA国際原子力機関との協力を継続する」と強調しました。

責任を受け入れる国であるイランは、アメリカが核合意に違反したという事実に鑑み、アメリカ政府側が対イラン制裁を解除してこの合意に復帰すべきであり、さらに同国の責務履行は検証される必要がある、と繰り返し表明しています。

ナズィーリーアスル代表は、イルナー通信とのインタビューで、保障措置協定関連で主張された問題に関しイランは証拠を添えた回答文書をIAEAに提供していると説明しながら、「IAEAが、偏見なく2022年の合意内容を完全に考慮しながら、残った問題を解決するように望む」と述べました。

続けて、「イランの核活動に関する保障措置協定関連の主張は、その安全保障問題化を狙ってシオニスト政権イスラエルがIAEA関係者や各メディアに流した、虚偽の資料に基づいたものである」と説明しました。

また、「イランは、善意に基づいて一部の協力措置を自発的に行ってきたが、核合意の相手側である欧州3カ国と米国からは、しかるべき前向きな反応は受けていない」と指摘しました。

そして、「イランは提示された主張を否定しつつ、保障措置における諸国の責務が無制限ではないことを、常に強調してきた」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ