1月 04, 2024 17:26 Asia/Tokyo

イラン南東部のケルマーン市で3日水曜に爆破テロが発生し、84人が殉教、284人が負傷したことを受け、同国政府は4日木曜を全国的な追悼日にするとしました。

3日水曜は、イラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ガーセム・ソレイマーニー司令官の殉教から4周年となっていました。

ソレイマーニー司令官は今から4年前の2020年1月3日、イラク当局の公式招待により同国を訪問中、首都バグダッド空港付近で侵略者かつテロリストたるアメリカ軍の無人機攻撃を受け、同行するイラク民兵組織ハシュドアルシャビのアブーマハディー・アルムハンディス副司令官ほか8人とともに殉教しました。

ケルマーンには同司令官の墓地があり、3日にはイラン各地から多くの人々が訪れていましたが、昼ごろにこの墓地に至る道路で爆破テロが発生しました。

イラン保健医療教育省の緊急発表によれば、これまでに84人の殉教、284人のが負傷が確認されており、イラン政府は、4日木曜を全国的な追悼日にすることを決定しました。

イランのライースィー大統領は、ケルマーンで起きた今回の爆破テロを非難し、「我が国は、テロが根絶するまで闘いの場に立ち続ける」と述べています。

 


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