イラン南東部のテロ事件で、日中韓が声明
1月 04, 2024 20:48 Asia/Tokyo
3日にイラン南東部ケルマーンで発生した爆弾テロ事件をうけ、日中韓のそれぞれの高官が声明を発表しました。
3日水曜午後、イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレーマーニー司令官の殉教4周年式典の最中に、同司令官の墓に通じる沿道で2回の爆発が発生し、これにより84人が殉教、ほか284人が負傷しました。
各国の首脳らはそれぞれメッセージを発信し、このテロ事件を非難しています。
日本の外務省は4日付で報道官談話を出し、この中で「我が国は、1月3日に発生した、イラン南部ケルマーンにある殉教者墓地付近で発生した攻撃を強く非難します」「無辜の民間人に対する攻撃は、いかなる理由によっても許されるものではありません。犠牲になられた方々とその御遺族に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の速やかな御快復を祈念します」としました。
また、中国は習近平国家主席がイランのライースィー大統領宛てに弔電を送り、「中国政府と中国国民を代表して、犠牲者への深い哀悼と、負傷者と遺族へのお見舞いを表明する」とした上で、「中国はあらゆる形のテロに反対し、テロ行為を強く非難し、イランが国家の安全と安定を守る努力を断固として支持する」と強調しました。
また韓国外交部も同日、事件を「強く糾弾する」との報道官声明を発表しました。声明では、「政府はテロ攻撃はいかなる理由であれ、正当化できないとの立場を改めて確認する」としました。
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