総選挙前日のパキスタンで爆破テロ
2月 07, 2024 20:29 Asia/Tokyo
パキスタン南西部バルチスタン州で、8日の総選挙を翌日に控えた7日水曜、2件の爆破テロが発生し、少なくとも27人が死亡しました。
イルナー通信によりますと、1件目の爆発はバルチスタン州ピシンにある元州大臣の選挙事務所付近で発生し、15人が死亡、30人以上が負傷しました。
また、同州キラ・サイフラで起きた2件目の爆発では、イスラム聖職者団(Jamiat Ulema-e-Islam)党の事務所が狙われ、12人が死亡、8人が負傷しました。
これらの爆破テロに対する犯行声明は、まだ出されていません。
パキスタン4州すべての地方選挙および元老院・国民議会両院の国会選挙が同時に行われるパキスタンの総選挙は、明日8日木曜に投開票が予定されています。
パキスタンの有権者数は1億2858万5760人で、約6926万3000人が男性、約5932万2000人が女性です。