イラン大統領、「我が国の政策は被抑圧民の防衛」
1月 06, 2024 21:01 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領は、「我が国の政策は被抑圧民の防衛である」と語りました。
イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は6日土曜、イラン北西部ザンジャーンの人々らを前に、同国南東部で最近発生したテロ犯罪を改めて非難するとともに、「我が国の政策は世界の被抑圧民を守ること、並びに圧政者や覇権主義者らに向かって咆哮することである」とし、「さまざまな分野での敵の陰謀をものともせず、イラン国民は自らの足で立ち上がり、勝利を収めた」と語りました。
続けて、科学技術面でのイランの進歩発展に言及し、「制裁や敵対にもかかわらず、イラン国民は大きな進歩を遂げ、先進技術国にのし上がれることを世界に示したとともに、今やイランは世界におけるそうした国の仲間入りをした」と述べました。
さらに、イランの核エネルギーの平和利用の権利を強調し、「敵は科学者を暗殺すればわが国の原子力産業を阻止できると考えた。しかし、それは不首尾に終わった」としました。
また、パレスチナ・ガザ情勢に触れ、「イラン国民への敵対行為の理由は、イスラム共和国体制、そして国民とイスラム革命最高指導者がパレスチナと被抑圧民の権利を強調していることにある」と述べました。
その上で、「虚偽は滅亡する運命にある」とし、「抑圧されたパレスチナ人は力を持っており、シオニストが牛耳るいかさまな政権イスラエルは必ずや滅亡する」としました。