イラン国連大使、「アンサーロッラーは自国と自国民の防衛に必要な能力持つ」
1月 14, 2024 18:30 Asia/Tokyo
イールヴァーニー・イラン国連大使が、米英による先日の対イエメン軍事攻撃を非難し、「イエメンのシーア派組織アンサーロッラーは、自国及び自国民を防衛するのに必要な能力を備えている」と語りました。
イールヴァーニー大使は米誌ニューズウィークとのインタビューで、「イエメン攻撃という米英の行動は、国家主権の侵害、領土侵犯、さらには国際法及び国連憲章への違反であり、イエメンに対する宣戦布告に等しいものだ」とし、「アンサーロッラーは、国家主権を有する独立した1つの政府で卓越した地位を築いており、自国民からこれ以上ない支持を受けている」と述べました。
また、「イエメンでは、米英による軍事侵略からわずか数時間後に、数百万人が街頭に繰り出し、アメリカとシオニスト政権イスラエルに対する嫌悪を示すとともに、自国政府の政策への支持を表明した」としています。
こうした中、イエメン議会は今月12日夜、声明を発表して同国に対する米英の先日の侵略行為を非難するとともに、この侵略に対する報復として複数の選択肢があることを明らかにしました。
イエメン議会の声明には、「米英の侵略は、我が国の国家主権への侵害であるとともに、国際法や国際的慣習を無視したものである」と述べられています。
同議会はさらに、「イエメンに対する米英の侵略は、地域の安定にとっての脅威、紛争の拡大、イスラエルという敵への幇助という枠組みによって行われた」としました。
続けて、「米英の侵略行為が、パレスチナ国民への支持というイエメン国民が取る立場を変えさせることはないだろう」とされています。
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