イラン外相、「抵抗勢力は地域で独自に行動」
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アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
イラン外相が、「シオニスト政権イスラエルは、パレスチナ・ガザ攻撃において事前に発表した自らの目的を1つも達成していない」とし、「抵抗勢力はイエメンをはじめとする地域において、自らが正しいと判断した枠組みで独立した措置を講じる」と語りました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は14日日曜、イラン全国のイスラム聖職者らを前に、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーの対イスラエル措置に関して説明するとともに、「抵抗勢力はイエメンをはじめとする地域において独自に、かつ自らの利益に沿って行動するものであり、イランは彼らに指示しない」と強調し、「抵抗勢力の行動モデルは極めて注目に値するものであり、ヒズボッラーは現在、レバノン南部国境に接する占領地北部においてイスラエル軍の相当数を東奔西走させている」と述べています。
また、「シリアや\イラクでテロ組織ISISとテロリズムに対抗するために抵抗勢力が形成されていなかったら、この両国は現在とは違った状況になっており、今日イスラエル政権は壁内に限定されず、地域も違った状況になっていただろう」としました。
さらに、西アジア地域における抵抗の枢軸の積極的な役割に焦点を当て、「世界は、唯一の解放抵抗組織であるパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが昨年10月7日の作戦によって、占領者たるシオニスト政権の政治・治安構造と精神状態を崩壊させたことをまざまざと見せつけられた」と語っています。
そして、対シオニスト攻撃「アクサーの嵐」作戦が、イスラエルという違法な占領政権に対する解放を求める組織によるものであるとし、「米国、シオニスト政権、および一部の西側諸国は、昨年10月7日に始まった作戦をテロ行為として吹聴しようとしたが、抵抗組織の建設的な外交により、こうした見解は色あせたものとなった」と述べました。
さらに、「100日間続いた ガザへの残忍な爆撃の中で、女性と子供を含むパレスチナ人2万5,000人以上を虐殺したにもかかわらず、イスラエルは、事前に宣言した目標を一つも達成できなかった」としています。
加えて、「アメリカの対イスラエル支援は、同国の大きな過ちだ」とし、「シオニスト政権とその支持者は短期間でハマスを殲滅できると考えていたが、これは完全に誤算だった」と語りました。
続けて、「イスラエルはハマスの殲滅という最初の目標が達成できなかったと見るや、軍事力によるトンネル発見と捕虜の釈放に目標を変更した。しかし、これも不首尾に終わったことから、現在では政治的な解決策に入る道筋を踏襲している」と述べています。
イラン外相は最後に、「もっとも、シオニスト政権によるガザでの大量虐殺が始まって以来、わが国は戦争は解決策ではなく、抵抗勢力は力をもって行動するだろうと述べてきたと結びました。


