イランが、同国南東部へのパキスタンの攻撃を非難
1月 18, 2024 19:57 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンーアニー報道官が、18日木曜午前に発生した同国南東部スィスターン・バルーチェスターン州の国境都市サーヴァーンに対するパキスタンのミサイル攻撃を非難しました。
スィースターン・バルーチェスターン州の州当局は、この攻撃でイラン国籍を持たない女性3人、子供4人、男性2人の計9人が死亡したと発表しました。
キャンアーニー報道官は、「テヘラン駐在パキスタン大使代理を外務省に呼び出し、この問題に関するイラン側の抗議を表明するとともに、パキスタン政府の説明を求めた」としました。
パキスタン外務省のムムタズザフラ報道官も18日、同国の首都イスラマバードで行われた定例記者会見において、同国としてテロとの戦いにおける対イラン協力に向けて努力すると強調し、「イランは我々の同胞国であり、我が国は、隣国イランの主権や領土保全を尊重する」と述べました。
また、「我々は緊張の深刻化を一切望んでいない。両国の同胞関係に注目し、地域の平和や治安に悪影響を及ぼす行動が取られないよう期待している」と語りました。