1月 27, 2024 18:02 Asia/Tokyo

WSA世界鉄鋼協会の最新報告から、2023年12月のイランの粗鋼生産が290万トンとなり、年間で3110万トンの生産量を記録したことが分かりました。

イルナー通信が27日土曜、報じたところによりますと、この報告では「2023年12月の世界全体の粗鋼生産量が1億3570万トンで、前年同月比で5.3%減少した」とされています。

鉄鋼を生産する71か国からの情報に基づいてまとめられたこの報告はまた、2023年12月には中国とドイツの生産が減少したものの、その他の主要鉄鋼生産国である日本、インド、アメリカ、ロシア、韓国、トルコ、ブラジル、イランなどの生産は前年同月比で増加しており、中でもイランの生産増加量がトルコに次ぐ2番目になったとしました。

同期間のイランの鉄鋼生産増加量は、前年比で12.1%の伸びだったということです。

イランは、2023年12月に月間粗鋼生産量としては世界8位となる290万トンを記録したことで、年間の生産量を3110万トンとし、前年に引き続き世界10位の地位を維持しました。

なお、世界の2023年粗鋼生産量でイランと順位を争い7位から9位となったのは順に、3540万トンのドイツ、3370万トンのトルコ、3190万トンのブラジルでした。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ