イラン外相が英外相に提言、「地域の怒りを試すべきではない」
(last modified Mon, 05 Feb 2024 11:41:23 GMT )
2月 05, 2024 20:41 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、SNS「X」への投稿でイギリスのキャメロン外相と行った会談に言及しながら、「この会談ではキャメロン外相に対し、戦争継続は解決策とならず、地域の怒りを試すべきではないことを、はっきりと伝えた」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの投稿の中で、イエメンに対するアメリカとイギリスの軍事攻撃、さらにアメリカのイラク・シリアへの侵略を強く非難しました。

また、「我が国は、イラク、シリア、イエメン、パレスチナ(ガザ地区・ヨルダン川西岸)の安全を、地域の安全と見なしている」としました。

同外相は、これに先立ち昨年12月31日にキャメロン外相と電話会談を行った際にも、「パレスチナ危機は実のところ、10月7日の(パレスチナ抵抗勢力が作戦を行った)出来事に起因するのではなく、シオニスト政権イスラエルがこの75年間行っている占領行為、パレスチナ人の基本的権利への恒常的な侵害、圧政下のパレスチナ人の大量虐殺を含めた戦争犯罪に帰するものである。そして勿論、これらの問題にイギリスが関与していることは明らかである」と述べていました。

 


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