預言者ムハンマドの召命記念日

きょう2月8日はイスラム暦で1445年ラジャブ月27日にあたり、イスラムの預言者ムハンマドが神から預言者としての任を授けられた日（マブアス）です。

ムハンマドは西暦609年、40歳だった時に現在のサウジアラビア・メッカ近郊にあるヒラー山の洞窟の中で、最後の預言者として神に選ばれました。それは、無知や不道徳にまみれた人間社会を啓蒙し、倫理や人間としての尊厳を追求するためでした。

その意味で、このマブアスという記念日は、われわれ人間が汚れた思考や信条から解放される世界的文明の始まりと言えます。

ムハンマドは神からの聖典コーランの言葉を受け取ることで、女性の尊厳、圧政や偶像崇拝との闘い、一神教信仰、人間どうしの助け合い、倫理性といった新しい価値観を人間社会にもたらしました。

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