イラン外相、「ラファの人道状況は大惨事寸前」
2月 28, 2024 15:59 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、パレスチナ・ガザ地区南部の国境都市ラファの人道状況が大惨事の寸前にあるとし、国連による本格的な措置を求めました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、スイス・ジュネーブにてヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官と会談した際、シオニスト大量虐殺政権イスラエルによるガザ地区での人権侵害が今や世紀の悲劇と化していることを指摘し、ガザ地区におけるイスラエルの犯罪を阻止するための本格的な措置を求め、「ガザ地区の状況の結果として国連の信頼が失われることを許してはならない」と述べました。
一方、ターク国連人権高等弁務官もガザとヨルダン川西岸における危機的な状況に深い憂慮と遺憾の意を示し、「この2つの地域での危機緩和に向けた努力が今後も続けられる」としました。
そして、「パレスチナ危機には軍事的解決策はない」とした上で、この危機終息に向けた政治的解決策の模索を求めました。
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