イラン大統領、「現在のガザ戦争は高潔の枢軸と悪との対決」
3月 04, 2024 16:53 Asia/Tokyo
ライースィー・イラン大統領が「パレスチナ・ガザ地区で現在起きている戦争は、悪の中心にいる者たちに高潔の枢軸が立ちはだかるというものである」とし、「シオニスト政権イスラエルの犯罪に沈黙を決め込む者たちは、手痛いしっぺ返しを受けるだろう」と語りました。
ライースィー大統領は、今月2日にアルジェリアで開催されたGECFガス輸出国フォーラム首脳会合において、国連安保理が米国とその同盟国の妨害工作によりガザでの停戦決議を採択できなかったことに触れ、「米国は、シオニスト政権イスラエルによる組織的テロへの政治、武器、メディア面の支援を、あらゆる手段で完璧に行っている。そして、米国・欧州の爆弾は、パレスチナという理念に復讐している」と述べています。
イスラエル政権は2023年10月より、西側諸国の全面的な後方支援を受けてガザ地区とヨルダン川西岸で、無防備で抑圧されているパレスチナ国民に対する大規模な虐殺に着手しました。
イスラエルによるガザ攻撃では、これまでに3万人以上のパレスチナ人が殉教した他、7万人が負傷しています。
イスラエル政権は、イギリスの植民地主義の支援を受けて、パレスチナ領土において1948年に樹立され、それ以来、パレスチナ人の民族浄化と彼らが持つ土地全ての奪取を目的に、種々の大量殺害計画を実行してきました。