イランがアフリカ39カ国にインフラ・サービスを輸出
(last modified Mon, 06 May 2024 06:19:59 GMT )
May 06, 2024 15:19 Asia/Tokyo
  • イランがアフリカ39カ国にインフラ・サービスを輸出
    イランがアフリカ39カ国にインフラ・サービスを輸出

イラン商鉱工業会議所・貿易振興委員会のラティーフィー報道官は、イラン暦昨年(西暦2023年3月21日~2024年3月19日)にアフリカ39カ国にイラン製品が輸出されたと発表しました。

ラティーフィー報道官は、第2回イラン・アフリカ国際会議の開催に合わせて、「13億人の人口と54の国を抱えるアフリカ大陸は、経済・貿易にとって大きなチャンスである」とし、「イランは、エネルギー、テクノロジー、農業機械化、投資のほか、鉱山、ダム、道路、建設、ガス精製施設の改修といったインフラ分野でアフリカのニーズを満たすことができる」と述べました。

ラティーフィー氏はまた、イランからアフリカ諸国への輸出が多岐にわたることに触れ、「(イラン暦)昨年はアフリカ諸国への輸出が純増し、39カ国にイラン製品が直接輸出された」としました。

このうち、アルジェリア、エジプト、リビア、チュニジア、ジブチ、モロッコへの輸出に伸びが見られたということです。また、輸出先上位7カ国はガーナが1億7350万ドル、南アフリカが1億4500万ドル、タンザニアが9280万ドル、ケニアが4870万ドル、ナイジェリアが4800万ドル、モザンビークが4710万ドル、ソマリアが3330万ドルでした。

また、アフリカ諸国からイランへの輸入は南アフリカが1900万ドル、ザンビアが1250万ドル、ガーナが1200万ドル、セーシェルが1170万ドル、ケニアが950万ドル、タンザニアが610万ドル、ウガンダが410万ドルでした。

第2回イラン・アフリカ国際会議は3日にテヘランで開催され、イランのライースィー大統領とアフリカ諸国30カ国の代表団らが出席しました。ライースィー大統領は演説で「アフリカとの関係強化は(初代最高指導者の)ホメイニー師や(現最高指導者の)ハーメネイー師も強調しいてる」とし、「西側諸国はアフリカを自らのために欲しているが、我々はアフリカ自身のために欲している」と述べました。

 

イランのライースィー大統領「西側諸国はアフリカを自らのために欲しているが、我々はアフリカ自身のために欲している」

 


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