マレーシアの農業に貢献するイランのナノ技術
6月 12, 2024 13:58 Asia/Tokyo
マレーシア農業水産省の幹部らが、イランのナノテクノロジーの先進性に驚き、製品の輸入を決定しました。
最近テヘランで開催されたマレーシア農業水産省とイランナノテクノロジー開発本部の会議で、農業分野においてイランのナノテクノロジーが有用であることが議題に上がりました。
マレーシア側が強い関心を示したのは、ビニールハウス農業や水質浄化、魚の養殖などにおいて利用が見込まれるナノバブル技術です。
また、タンパク質食品などの長期保存を可能にするナノ包装技術もマレーシア側には好評でした。この包装技術はすでに商用化されて久しく、この技術を使った野菜や食品がイラン国外に輸出されています。
他にも、ナノ技術を使用した農業用肥料がマレーシア側の注目を集めました。
イランは、アメリカ、日本、イギリス、韓国に次いで国際的なナノ規格を策定する国です。また、ナノ技術の実用化研究においても世界で上位10カ国に入り、技術や製品の多様さがそれを裏付けています。
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