イラン国会最新ニュース:アルジェリアの柔道五輪選手をイラン旅行に招待/ガーリーバーフ議長が世界の議会議長に書簡送付
イラン国会のアミールホセイン・サーベティー議員が、パリ五輪でシオニスト政権イスラエルの選手と対戦をボイコットしたアルジェリア柔道選手を称賛し、イラン訪問に招待しました。
【ParsTodayイラン】この記事では、複数のパレスチナ人支援法案の可決、第14期政権の提案した閣僚候補の経歴・計画を検討する70の会議が実施、一部民族・啓示宗教への法的支援など、この一週間に報じられたイラン国会関連の重要ニュースを厳選してお伝えします。
議員が国会でアルジェリア柔道選手の写真掲げる
サーベティー議員はイラン国会での演説中、パリ五輪でパレスチナ国民への支持を表明すべくシオニスト政権イスラエルの選手と対戦をボイコットした柔道アルジェリア代表、マスウード・イドリース選手の写真を掲げ、その行動を称賛した上で、同選手をイラン訪問に招待すると述べました。
一部民族・啓示宗教への法的支援
イラン国会のアルメニア系キリスト教徒枠議員であるアーラー・シャーヴァルディヤーン氏は、スイス・ジュネーブで開かれているCERD国連人種差別撤廃委員会の第113回会期において、「我が国は、国内の各民族および啓示宗教へ必要な支援を行っている。憎しみをばらまいたり断絶を生むような行為に対抗するための個人、団体、宗教への支援は、イラン国会が支持する価値観のひとつである」と述べました。
イラン国会が複数のパレスチナ人支援法案を可決
イラン国会パレスチナ人支援国際会議事務局のセイエド・モジュタバー・アブタヒー局長は、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの政治局幹部であるオサーマ・ハムダーン、アリー・アブーシャーヒン、ハーレド・カドゥーミー、ナーセル・アブーシャリーフ各氏および抵抗の枢軸のメディア関係者らと会談し、「イラン国会は、複数のパレスチナ人支援法案を可決した。これは、(我が国が)占領者政権イスラエルおよび覇権主義世界に真剣に対峙する意思を示すものである」と述べました。
イラン第14期政権の提案した閣僚候補の経歴・計画を審査する70の会議が実施
イラン国会のアリーレザー・サリーミー議長団報道官は、第14期政権が提案した閣僚候補の適正および今後の計画の審査が各委員会で行われるとしながら、「各委員会ではこれまでに、同審査のために70の会議が実施された。今月17日には、国会で新大統領出席のもと、各閣僚候補の信任投票が実施される」と述べました。
ガーリーバーフ議長が世界の議会議長に書簡送付
イラン国会のモハンマドバーゲル・ガーリーバーフ議長は、世界の議会議長に送付した書簡の中で、「国連安全保障理事会は、米国および一部西側諸国の包括的な直接支援を受けてシオニスト政権イスラエルがガザで行っている犯罪を阻止すべく、早急な措置を真剣に取る義務がある」と強調しました。