独とオーストリアの科学者2人がイラン・ルーヤーン国際賞を受賞
8月 21, 2024 20:18 Asia/Tokyo
ES幹細胞の分野で活躍するドイツの科学者と実験室胚の分野で活躍するオーストリアの若手科学者が、イランのルーヤーン国際研究祭で第6回カーゼミー博士賞を共同で受賞しました。
イランが主催するルーヤーン国際フェスティバル賞は、イランにあるルーヤーン研究所の創設者であるイラン人科学者故サイード・カーゼミー・アーシュティヤーニー博士(1961-2005)を偲んで、彼の功績を称え後世にまで残すことを目的に、毎年生物科学の分野で著しい進歩があったとされる国内外の科学者らに授与されます。
パールストゥデイによりますと、今年のこの受賞者には幹細胞の分野で活躍するドイツ人科学者トーマス・ブラウン氏および、実験室胚の分野で活躍するオーストリア人の若手科学者ニコラス・リヴェロン氏の2名が選ばれました。
2010年以降では、この賞はアメリカ、ドイツ、オランダ、イタリアの 5 人の優秀な研究者らに授与されています。
なお、この賞は2010年に初めて、遺伝子制御の発生生物学、幹細胞生物学、幹細胞療法の分野で最も創造的な科学者の一人であるアメリカのルドルフ・セーニッシュ教授に授与されました。