在英イラン大使館、「BBCはパレスチナの子どものための人道的広告放送も許さない」
9月 10, 2024 15:48 Asia/Tokyo
在英イラン大使館は、ガザの状況をめぐり西側が取っているダブルスタンダード政策を批判し、「BBCでガザの人道危機に関する広告の放送が自粛されたことは、非人道的だと言える」としました。
パールストゥデイによりますと、英ガーディアン紙は、BBCがシオニスト政権イスラエルを支持する当局者らの反応を恐れるあまり、ガザの人道危機に関する広告の放送を自粛していたことを伝えました。一方、在英イラン大使館は公式サイトでこの件について触れ、「追加説明は必要なく、事は非常にはっきりしている。彼らは、パレスチナ人のためになる人道的広告の放送さえも認めないのだ」と指摘しました。
シオニスト政権イスラエルは、昨年10月7日より西側諸国の全面的支援を受けながら、ガザおよびヨルダン川西岸において、身を守る術を持たないパレスチナ人に対する大規模な殺戮を開始しました。
最新の報告によれば、ガザではイスラエルの攻撃により、これまでにパレスチナ人4万人以上が殉教、9万4000人以上が負傷しています。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた時代の1917年に立てられた計画を土台に、世界各地からのユダヤ人の入植を進め、1948年にパレスチナ領土で樹立を宣言しました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺し彼らが持つ土地全てを奪うことでパレスチナ全土を占領しようと目論んでいます。
イランをはじめとした多くの国は、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の土地への帰還を真剣に支持しています。
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