イラン国会議長と外交戦略評議会議長の欧州に対するペルシャ湾関連の警告
10月 21, 2024 18:12 Asia/Tokyo
イランのガーリーバーフ国会議長は、「EUや他の尊大な勢力は、ペルシャ湾に浮かぶブームーサー、大トンブ、小トンブの3島がイラン領の一部であることを知るべきだ」と述べました。
【ParsTodayイラン】ガーリーバーフ議長は20日日曜、「ペルシャ湾岸協力会議(GCC)はシオニスト政権イスラエルの戦争阻止に注力せず、イランの領土をめぐり事実無根の主張を続けている」と語り、EUとGCCの最近の反イラン的な共同声明に触れ、「3島はイラン領の一部である」としました。
その上で、
「EUや他の尊大な勢力は、ペルシャ湾に浮かぶブームーサー、大トンブ、小トンブの3島がイラン領の一部であり、誰もこの疑う余地のない原則に反する度胸がないことをことを知るべきだ。この原則を確定するというイラン国民の意志を試さないほうが、彼ら自身の生存にとって得策である」
と述べました。
さらにイラン政府に対し、これらのイラン領の諸島の開発に向けた同国開発法第7次計画第61条の実施に向けて可及的速やかに準備するよう求めました。
また、イラン外交問題戦略評議会のハラ―ズィー議長も声明において、これらの3島に対するUAE・アラブ首長国連邦の主張を支持するEUの動機を説明し、UAE当局に対し以下のように警告しました。
「UAEは領土をめぐるイランとの敵対を止め、経済的な動機から自国の主張を支持する各勢力に訴えるのではなく、史実と既存の証拠資料に基づいた紛争解決や平和と平穏の拡大のための対話の場に戻るべきである。そうでなければ、地域外勢力が目の前に切り開く道は、破壊と戦争という結果をもたらすだけである」