イランがロシアの協力で原発新設へ
1月 20, 2025 15:46 Asia/Tokyo
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ロシア国営ロスアトム社のアレクセイ・リハチョフ社長
ロシア国営原子力企業・ロスアトム社のリハチョフ社長が、イランでの新たな原子力発電所の建設に向け、同国の当局者と交渉を開始すると発表しました。
【ParsTodayイラン】アレクセイ・リハチョフ社長は、「ロシアとイランは小型および大型の原発建設において協力する」と述べ、イランにおける大型原発の新規建設交渉が間もなく始まる見通しだと明かしました。リハチョフ氏によると、すでに原発新設をめぐる合意事項をイラン側に送付しているということです。
イラン・ロシア関係では、17日にペゼシュキヤーン大統領とプーチン大統領がモスクワで会談を行い、両国間の包括的戦略協定に署名しました。リハチョフ氏はこの協定について「安全保障、文化、商業のあらゆる分野で両国の協力が強化される」とし、イランでの原発新設もこの合意にもとづくものだとしました。
プーチン大統領は17日の会談で、ペゼシュキヤーン大統領との会談を喜ばしく思うとし、「両国の協定は二国間経済協力の拡大に寄与するとともに、全面的な関係強化の機会となる」との見方を示しました。
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