イラン最高指導者「近隣諸国との関係拡大は我が国の決定的な政策」 カタール首長「パレスチナ人に対するイランの姿勢は忘れ難い」
(last modified Thu, 20 Feb 2025 12:37:27 GMT )
2月 20, 2025 21:37 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者がカタール首長と会談
    イラン最高指導者がカタール首長と会談

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「近隣諸国との関係拡大は我が国の決定的な政策である」と語りました。

【ParsTodayイラン】ハーメネイー師は19日、カタールのビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニー首長とその随行代表団との会談で、「イラン政府が宣言した政策の一つは近隣諸国との関係拡大であり、神のお陰でこの点において良好な取り組みが行われ、かなりの進展が見られた」と述べました。

また、「テヘランで成立したイランとカタールの当局者による合意が両国に利益をもたらし、双方がこれまで以上に近隣諸国としての義務履行が可能になるよう期待している」としました。

さらに、地域問題に関するカタール首長の発言にも言及し、「我が国はカタールを同胞・友好国とみなしているが、韓国からカタールに移送されたイラン資産の返還など、今なお不明確で未解決の問題が残っている。この点での合意事項の履行の主な障害となっているのは米国である」としました。

これに対し、カタール首長のビン・ハリーファ・アル・サーニー氏もハーメネイー師との会談を喜ばしいものだとし、世界の被抑圧民とパレスチナ市民への支持というイランの立場を高く評価しました。

また、イランおよびハーメネイー師がパレスチナの人々と共に寄り添ってきたことを「決して忘れられない」と述べました。

 


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