D8事務局長、観光外交におけるイランの立場を称賛/ウズベキスタンとカザフスタンがイランとの観光開発を歓迎
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イランを訪れた外国人観光客の一団
イスラム開発協力会議(D8)のイシアカ・イマム事務局長は、イランのサーレヒーアミーリー伝統工芸・文化遺産・観光大臣に宛てた書簡の中で、有意義な交流の継続および、観光分野における協力を拡大する必要性を強調しました。
【ParsTodayイラン】第18回テヘラン国際観光見本市に出席したイマム事務局長は2日、サーレヒーアミーリー大臣に宛てた公式書簡において、「この見本市の成功はイランが観光外交において卓越した地位にあることを裏付けるものだ」と評価しました。イマム氏は、地域観光交流の新たな形態におけるイランの役割を強調し、観光促進のための各種提案を実行に移すというD8の決意を表明しました。
イマム氏はまた、イラン伝統工芸・文化遺産・観光省に対し、2026年の見本市の計画プロセスにおける主要パートナーの一つにD8事務局を含めるよう要請しました。第18回テヘラン国際観光見本市は先月11日から14日まで開催されました。
UNWTO事務局長、イランの役割の重要性を強調
UNWTO・国連世界観光機関のズラブ・ポロリカシビリ事務局長は2日、サーレヒーアミーリー大臣に宛てた書簡の中で二者間協力の必要性を強調するとともに、高いレベルでの参加、組織的結束、テヘラン国際観光見本市における可能性創出の強化が、観光分野における新たな投資機会の模索、経験の交換、政策立案のアイディア創出のための最も重要な国際プラットフォームの一つとしての地位を確立する要素だと強調しました。
イランとウズベキスタンが観光面での関係を強化へ
イラン西部アルボルズ州の伝統工芸・文化遺産・観光局のゼイナーリー総局長が、同州としてウズベキスタンとの共同観光ツアーを立ち上げる用意があると発表し、「観光開発は両国間の文化・経済的関係を強化する架け橋になると考えている」と語りました。
イラン北部とカザフスタンを結ぶ直行便が開設
イラン北部ゴレスターン州の州都ゴルガーンとカザフスタンのアクタウを結ぶ空の直行便が最近開設されました。イラン・カザフスタン間のビザ廃止と航空輸送分野における二国間協力により、両国間の観光と貿易の発展のさらなる機会がもたらされたことは注目に値するものです。