「イランが譲れない一線は明確、敬意と対等な条件でのみ交渉」
May 10, 2025 14:21 Asia/Tokyo
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イランのアリー・アクバル・アフマディヤーン国家安全保障最高評議会書記
イラン国家安全保障最高評議会書記が、アメリカとの間接交渉におけるイランの立場が安定したものであることを強調し、「脅迫や強制は受け入れられない」と警告しました。
イランとアメリカは、去る4月12日からオマーンの仲介で間接的な協議を行っています。
【ParsTodayイラン】イスナ―通信によりますと、アリー・アクバル・アフマディヤーン書記は今月8日、大テヘランIRGCイラン・イスラム革命防衛隊司令官会合において、「強制と脅迫の下での直接交渉が賢明ではなく不面目であると同様に、脅迫や強制のない平等な条件下での交渉は賢明で栄誉あるものだ」と語りました。
また地域情勢について、「抵抗戦線は、自力を強化し情勢の新たな要求を認識することで、諸国民にとっての真の敵に対しこれまで以上に強い姿勢をとっている」とも述べています。
さらに、イラン国民に対する敵の認知戦とメディア戦争に言及し、「敵が現在やろうとしている課題は国民を失望させ、問題を拡大すること、政治・社会的に敏感な部分を刺激し、政府関係者同士、政府関係者と国民、さらには国民の各層の間に不和・対立を引き起こすことである」と強調しました。
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