イラン革命防衛隊がきょう対イスラエル攻撃で、未知の新型ミサイルを発射
(last modified Tue, 17 Jun 2025 19:06:33 GMT )
6月 18, 2025 04:06 Asia/Tokyo
  • イラン国防軍需省のタラーイーニーク報道官
    イラン国防軍需省のタラーイーニーク報道官

イラン国防軍需省のタラーイーニーク報道官が、「きょう17日火曜に我が国の軍が行ったシオニスト政権イスラエルへの攻撃では新型ミサイルが使用されたが、シオニスト側は、それが命中するまで全く気づかなかったと発表した」と語りました。

タラーイーニーク報道官はIRIBイラン国営放送局にて「シオニスト政権の侵略には4つの重要な特徴がある。その第1に挙がるのは、この戦争が押し付けのものだということだ」と述べています。

【ParsTodayイラン】同報道官はまた、「敵は我々の能力を損なわせようとしており、この戦争が押し付けられたものであることから、我々は守勢・防衛体制に入ることになる。もっとも、我々はこの戦争で敵に対してあらゆる戦闘能力を行使する。この戦争が相手側から仕掛けられたものであることから、国民全員が特別な役割を担うことになる」としました

さらに「きょう17日のIRGCイランイスラム革命防衛隊による作戦は、軍の強さを示す要素の一つであり、軍の情報力の優位性を示すものである。イスラエルの治安・情報センターは17日、アメリカの支援も受けた重層的な防衛網にもかかわらず誘導ミサイルによる攻撃を受けた。このことは、シオニスト政権の疲弊を如実に物語っている」と語っています。

そして「我々は軍事面で十分な装備を備え、高度な国産兵器を保有している。軍事・防衛産業は、イスラエルの悪行に対して行われた推計に注目し、武装軍に充実した高度な設備を供与してきた。きょう我々の高度なミサイルの一つが初めて使用され、敵は迎撃できなかった。これらの兵器を使用することで、シオニストという敵の抵抗力は徐々に低下していく」と述べました。

タラーイーニーク報道官は最後に「神のご意志があれば、今後、我が国民は軍の更なる驚異を目にすることになろう。この戦争には、ハードとソフトの両戦場が存在する。ハード、いわゆる武器を用いての戦場においては、軍隊の戦士たちは力強く応戦し、敵はこの領域での脆弱性を痛感することになる。戦略的に見て、シオニストたる敵には戦略的な戦争を続行する可能性はなく、もし継続すれば敵の中核部分が崩壊することになる」と結びました。

 


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