イラン外相、「国連事務総長の報告は誤った情報に基づいて作成」
7月 19, 2016 19:08 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、「国連事務総長のイランに関する報告は、協議時代の誤った情報に基づいて作成されている」としました。
国連のパン事務総長は安保理への報告の中で、イランの弾道ミサイル実験はイランと6カ国の核合意の精神に反するものだとしました。イランは何度となく、「ミサイル計画は完全に防衛的なものであり、核弾頭を搭載するためには設計されておらず、安保理決議に違反しない。核合意とも関係がない」と表明してきました。
ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は19日火曜、テヘランで記者会見し、国連事務総長の最近の報告に関して、「この報告は協議時代のパン事務総長の誤った情報に基づいて作成されており、イラン政府は以前にも、国連は核合意の作成に関わっていないと述べていた」としました。
ザリーフ大臣は、国連事務総長の報告におけるイランへの非難、特にイラクへのイランの兵器移送に関して、「イランは安保理決議と同時に出された声明の中で、テロ対策における措置を継続する。これはイランの政策であり、核合意とは関係がないと強調した」としました。
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