イラン外相「イラン・チュニジア関係はイスラム世界の結束の手本」
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チュニジアを訪問したイランのアラーグチー外相は現地紙への寄稿で「イラン・チュニジア関係は、イスラム世界の結束を強化するというイランの公約の手本となるものであり、それは共通利益にもとづき、互いの主権を尊重しながら連帯するものだ」と記しました。
(last modified 2025-09-13T09:01:54+00:00 )
9月 13, 2025 17:45 Asia/Tokyo
  • イランのアラーグチー外相(左)とチュニジアのサイード大統領(右)
    イランのアラーグチー外相(左)とチュニジアのサイード大統領(右)

チュニジアを訪問したイランのアラーグチー外相は現地紙への寄稿で「イラン・チュニジア関係は、イスラム世界の結束を強化するというイランの公約の手本となるものであり、それは共通利益にもとづき、互いの主権を尊重しながら連帯するものだ」と記しました。

【ParsTodayイラン】アラーグチー外相はこの中で、チュニジアを「地中海南岸の文化・文明の中心地」とし、イランの外交政策の中でも特別な位置にあるとしました。そして、「イラン・チュニジア関係は60年以上に及ぶ歴史があり、同胞意識や相互尊重、共通の宗教や文化を基盤として育まれ、常に拡大してきた」としました。

その上で、昨年にチュニジアのサイード大統領がイランを訪れ、ハーメネイー最高指導者らと会談したことを「両国関係の転換点」だったと振り返りました。

また、6月のイスラエルによるイラン攻撃をチュニジアが一貫して非難し、イランへの支持を表明したことに謝意を示し、「両国国民の分かち難い同胞意識・連帯を示すものだった」としました。

そして、両国が外国勢力による干渉への反対、パレスチナ支持、イスラエルとの関係正常化への抵抗といった様々な分野で歩調を合わせてきたとしました。

また、文化・芸術面での交流も増えているとし、映画、音楽、手工芸、スポーツなどが両国関係の強化に役立っていると指摘したほか、両国が互いに観光ビザを免除して観光客が増えたことも大きく貢献しているとしました。

 


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