イラン外相;「今後可能性のある対米交渉では核問題のみに焦点」
11月 05, 2025 23:14 Asia/Tokyo
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イランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外相
アラーグチー・イラン外相が、「米国との今後の交渉はいずれも核問題にのみ焦点を当てたものになる」との見解を示しました。
【ParsTodayイラン】アラーグチー外相は5日水曜、閣議の傍らで「ミサイル・地域問題は常に議題に上がっており、我々の立場は常に明確だ。もし米国との交渉が行われるなら、それは核問題に関する議題だけになるだろう」と語っています。
また「イラン側としてミサイル問題については交渉しない、と表明されたが、アメリカ側はそのような立場を表明してきたことがあるか」との質疑に対しては、「ミサイル問題と地域問題は常に議題に上がっており、我々の立場は常に明確である」と述べました。
さらに、タフテラヴァーンチー・政治担当外務次官のオマーン訪問に関する記者の質問に答え、「タフテラヴァーンチー次官の訪問は、イランとオマーンで6ヶ月ごとに開催されていると思われる定期的な政治会談のためだった」とコメントしました。
一方、イランで収監中のフランス人2名については「彼らはスパイとして有罪判決を受け、イラン司法当局は4日火曜夜、イスラムに基づく温情措置が適用されたと発表した。一方で、イラン国民のマフディーエ・エスファンディヤーリー氏も釈放され、わが国の大使館にいる」と語っています。
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