イラン恐怖症拡大におけるサウジアラビアとイスラエルの同調
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イランのザリーフ外務大臣が、政治・経済代表団を率いて、アフリカ数カ国を訪問しています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
7月 27, 2016 13:19 Asia/Tokyo
  • イラン恐怖症拡大におけるサウジアラビアとイスラエルの同調

イランのザリーフ外務大臣が、政治・経済代表団を率いて、アフリカ数カ国を訪問しています。

アミーンザーデ解説員

ザリーフ外相は、24日日曜から、西アフリカ諸国への訪問を開始しました。一カ国目の訪問先はナイジェリアで、ザリーフ外相はこの国の大統領、国会議長、外相と会談し、両国の問題、テロや過激派との戦いの必要性について話し合いました。ザリーフ外相は、その後ガーナを訪問し、同国の関係者とも会談しました。26日水曜未明には、ギニア共和国に入りました。

ザリーフ外相は、ガーナへの訪問で、この国に住むイラン人を前に、核合意後の関係拡大に向けたイランの意志を明らかにしましたが、この発言の中では、別の問題も指摘されました。ザリーフ外相は、「この数年のイラン恐怖症の動きは鎮まったが、シオニストや悪意のある者たち、特にサウジアラビアの政権が、莫大な費用を投じて、それを行っている」と語りました。また、「現在、世界はおよそ37年が経った今、ワッハーブ派こそ真の危険であり、世界を過激主義に直面させているという事実に気づいた」としました。さらに、「とはいえ、イラン恐怖症の幕が取り払われることで、この犯罪は次第に明らかになるだろう」と述べました。

サウジアラビアは、部族主義的な思想により、中東で優位な立場に立とうとしています。そのため、この国が世界第4位の軍事費を有しているのも、驚くことではありません。こうした中、この3年、サウジアラビアは、多くの問題に直面しています。国内や地域世界におけるサウジアラビアの問題の露呈は、この国の根拠のない思想が終焉に向かっていることを示しています。

サウジアラビアは、イエメン戦争に莫大な費用を投じ、シリアとイラクに対する戦争でISISを支援しているにも拘わらず、地域の政治的な動きの中で敗者となっています。サウジアラビアの政権を握るサウード一族は、現在、核合意後のアメリカの中東政策の変化を懸念しています。イランとアメリカの地域問題に関する立場は大きな隔たりがあるにも拘わらず、サウジアラビアは、核合意に対する不満をはっきりと示しています。

サウジアラビアの消極的な立場や行動は、実際、事実から目をそらしたものであり、その中で、イラン恐怖症の拡大が、サウジアラビアの外交政策の一部になっています。このような戦略は、イスラエルの政策に同調したものです。シオニストとサウード一族は、イラン国民の発展を脅威と見ています。そのため彼らは、イラン恐怖症を続けるために資金を投じているのです。

バーレーンの独裁政権による国民の平和的な抗議の弾圧に、サウジアラビアの治安部隊が参加していること、人類と子供に対する犯罪と化しているサウジアラビアのイエメン国民に対する攻撃は、世界の反発や抗議を招いています。一方で、サウジアラビアはなおも、自らを、地域における平和と安全の布告者であるように見せようとしています。

サウジアラビアは、事実とは異なるイランの姿を示そうとしています。シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、2年以上前から、国連総会で、あるいはアメリカ議会やアメリカのシオニストロビーを前にした演説で、その浅はかな政策や犯罪を覆い隠そうとしてきましたが、成功しませんでした。サウジアラビアとイスラエルが歩んでいる道は、行き詰まりにつながる道です。

ザリーフ外相が語ったように、シオニストとサウジアラビアは、同じ道を歩んでいます。現在、彼らの協力は明らかになっており、これ以上、覆い隠すことはできないのです。