イラン人研究者、人工の葉を利用し、二酸化炭素から燃料を生産
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世界の学者や政治家が気候変動問題に関して頭を悩ませている問題のひとつが、人間の活動によって作り出される二酸化炭素の排出量です。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 02, 2016 19:38 Asia/Tokyo
  • イラン人研究者、人工の葉を利用し、二酸化炭素から燃料を生産

世界の学者や政治家が気候変動問題に関して頭を悩ませている問題のひとつが、人間の活動によって作り出される二酸化炭素の排出量です。

二酸化炭素は、発電所の化石燃料や自動車の排気ガス、その他、ヘアスプレーなどの日常的な製品によって排出され、大気中に蓄積されます。植物もこの二酸化炭素を吸収しますが、専門家はその速度では追いつかないとしており、地球に住む私たちが、この問題の解決策を見出す必要があります。

こうした中、サイエンスデイリーの発表によりますと、シカゴ大学のイラン人研究者が、大気圏の二酸化炭素を、水酸化燃料に変えることのできる新しいタイプの細胞を開発したということです。

アミーン・サーレヒー・ホジーン氏は、このプロセスをガソリンの生産になぞらえています。

サーレヒー・ホジーン氏はメディアに対し、「化石燃料から温室効果ガスまでのプロセスでエネルギーを生産するのではなく、現在、それを逆に進め、太陽の光を利用し、大気圏に存在する炭素を燃料の形で再利用することができる」と語りました。

この光合成を起こす人工の葉は、植物のように大気圏の二酸化炭素を燃料に変えます。ただし、それは燃料ではなく、ガスとなります。

この研究にかかわったアサディ氏は、この開発の特徴は、太陽エネルギーを直接利用することで、人工的な電力や外部からのエネルギーを必要としないことだとしました。

別の研究者は、「光合成においては、樹木は、燃料を生産するために、光、水、二酸化炭素を必要とする。実験では、構成物質は同じでも、異なるものが出来上がった」と強調しました。

もう一人の研究者は、「私たちは、石炭、石油、ガソリンなどの様々な炭酸水素を燃やし、太陽の光によって、化学的な燃料を再利用できるほど多量に清算できる経済的な方法を見出した。これは大きな影響を及ぼす可能性がある」と述べました。

今後、人工の葉を使った細胞を利用し、燃料を生産したり、空気をきれいにしたりすることができるようになります。

この研究の結果は、週刊誌サイエンスで発表されました。