イラン全国で、イスラム革命勝利記念日の行進、参加者らが最終決議
(last modified Thu, 11 Feb 2016 10:46:05 GMT )
2月 11, 2016 19:46 Asia/Tokyo
  • イラン全国で、イスラム革命勝利記念日の行進、参加者らが最終決議

イランのイスラム革命勝利記念日の行進で、参加者らが、イランの防衛面での成果や能力、特にミサイル能力は、話し合う余地のないものだとしました。

11日木曜に行われた革命勝利記念日の行進で、参加者らは決議を採択し、覇権主義大国に対し、イランを脅かし、弱めようとすれば、イラン国民は治安部隊と協力し、挑発的な敵に対して断固とした回答を与えるだろうと警告しました。

この決議は、イラン協議団の努力を賞賛すると共に、包括的共同行動計画の実施の流れに対するイスラム革命最高指導者の意図への真剣な注目を強調し、イランの政府と国家安全保障最高評議会に対し、戦略的な約束違反が行われた場合、真剣かつ断固とした対抗措置を取るよう求めました。

また、「イランの覇権主義を受け入れない国民は、アメリカを第一の敵と見なし、すべての情報・治安機関に対し、賢明さを保ちながら、影響力を及ぼそうとする陰謀に対して重要な自らの責務を果たすよう求めている」と強調しました。

さらに、「イラン国民は、今月26日の議会選挙と専門家会議選挙に大々的に参加し、新たな英雄伝を築くことで、世界の人々の前に、共感と結束、聡明さを示すだろう」としました。

この決議では、「イランの賢いイスラム教徒の国民は、ホメイニー師の気高い理想に改めて忠誠を誓うと共に、あらゆる分野において、イランイスラム共和国の偉大な創始者の思想や道に注目する必要性を強調している」とされています。

イランの人々は、イスラム諸国でのISISをはじめとするテログループの犯罪や代理戦争、サウジアラビアによる浅はかな努力を非難すると共に、シリアとイラクの政府、軍、民主的な抵抗勢力への支持を表明しました。

さらに、イエメンの罪のない人々に対するサウジアラビアの戦争、この国の虐げられたイスラム教徒の国民に対する野蛮な殺害、バーレーンの人々に対する政府の犯罪や圧制への協力は、残念ながら、国際機関の沈黙と、アメリカの圧制的な支援によって行われているとし、それを強く非難しました。

 

 

 

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