協力と責任を受け入れる国、イラン
キャラミー解説員 イランのローハーニー大統領が、「イランの人々はイスラム革命に勝利により、常に世界各国、近隣諸国との良好な関係を求めている」と語りました。
ローハーニー大統領は10日水曜、テヘランに駐在する外国機関の大使や代表と会談し、「イランの人々は37年前、独立、自由、国家主権のために、世界の大国の反対にもかかわらず、大革命を勝利させ、革命後、世界や近隣諸国との良好な関係を求めている」としました。
さらに、包括的共同行動計画の最も重要な成果は、世界におけるイラン恐怖症の計画の失敗だとし、「世界の人々は核協議の後、イラン恐怖症が事実ではなく、イランの人々は平和主義的な人々であることを知った」と語りました。
ローハーニー大統領は、イランは地域を支配しようとしているとする主張や一部の努力について触れ、「こうした主張に反して、イランはどの国にも欲望の目を向けておらず、どの国の内政にも干渉してこなかったし、これからもそうだ」と述べました。
イランイスラム革命は、イスラムの教えと平和主義的なアプローチにより、存続し、この民主革命の基盤には、すべての国の友好と平和の実現があります。イランは革命の原則を維持するとともに、自らを地域・国際情勢に対して責任ある存在と見なしています。イランは相互理解の原則に基づいて、他国、特に近隣諸国との関係を築いており、イスラム的、道徳的アプローチに注目し、防衛・軍事・科学の能力の増強を追求しており、この道において地域で優位に立とうとするのではなく、自らの力を地域の安定確立のために利用しています。イランは地域の大国として、地域情勢に対して無関心ではなく、問題の解決に向け役割を果たしています。地域、特にテロとの戦いにおけるイランの役割は、内政干渉という地域・近隣諸国にとって深刻な問題となるものではありません。テロとの真剣な戦いや中東に安定を取り戻すことはイランにとって重要なことです。
シリアやイラクでのテロ対策に向けたイランの役割は、これらの国の合法政府の要請によるものです。テロはイランや地域諸国、さらには西側諸国の共通の問題です。こうした問題や共通の脅威を克服するためには、集団の協力と、地域の平和確立に向けて責任を受け入れることが必要です。イランのテロとの真剣な戦いへの注目と、この分野でのシリア・イラクとの顧問協力は、地域で緊張を拡大することを意味しません。なぜならイランの人々は、テロに反対する平和主義的な人々であるからであり、この過程において、これまでイラン人1万7千人がテロによって殉教しています。
ISISなど様々なテログループと闘っているイラクやシリアの政府とイランの顧問協力は、中東地域の情勢に対してイランが責任を負っていることを示すものです。なぜならISISのテロの危険性はシリアやイラクだけに限られないからです。
イランの政策は、緊張緩和、世界各国、とくに近隣諸国との協力と関係の強化です。この枠内で、イランは過激主義やテロの脅威など、共通の問題に対抗するために、近隣諸国をはじめ、すべての国と協力を行う用意があるのです。