イラン国会議長、「イランは地域の安定と安全の立役者」

イランのラーリージャーニー国会議長が、「イランは地域における安定と安全の立役者である」と語りました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は１１日木曜、テヘラン南方の聖地ゴムで行われた、１９７９年のイスラム革命の勝利を記念する行進に参加した際、記者団に対し、「地域でのイランの存在が、安定と安全の源になっており、全ての人々がこれに関するイランのプラスの影響を認め、イランの存在なしに地域の安定は確立しないと語っている」と述べています。

また、革命勝利記念行進に国民が大々的に参加していることはイランの思想に対する完全な後ろ盾を示すものだとし、「今日イラン国民が得た成果は、核の分野であれ地域においてであれ、全てはイスラム革命最高指導者の教示と追求により実を結んだものだ」としました。

また、イランのアラヴィー情報大臣も１１日、イラン北部マーザンダラーン州の州都サーリーでの革命記念行進への参加者を前に、革命の勝利とイスラム共和体制の存続の秘訣が国民の後ろ盾にあるとし、「人々は、イスラム共和国たるイランの力の源となっている」と語っています。

さらに、「革命勝利記念行進への人々の大々的な参加により、敵は再び失望した」と述べました。

さらに、今月２６日に予定されている議会選挙と専門家会議選挙、そしてこれらの選挙に対する国民の投票についても、「今回の選挙における国民の票の１つ１つが、敵に矢のように突き刺さるだろう」としています。