イランと仏・ルノー社の間で、イランでの年間15万台の自動車製造協定が締結
(last modified Sat, 01 Oct 2016 09:08:39 GMT )
10月 01, 2016 18:08 Asia/Tokyo
  • イランと仏・ルノー社の間で、イランでの年間15万台の自動車製造協定が締結

イランが、フランスの自動車大手ルノーと、イランで年間15万台の自動車を製造する協定に調印しました。

イランのネエマトザーデ商鉱工業大臣は、30日金曜、フランス・パリでこの協定に調印した後、IRIB通信に対し、「この協定は2段階で実施され、第1段階では、イラン国内で年間15万台の自動車が製造され、第2段階で、この数は30万台に達するだろう」と語りました。

ネエマトザーデ大臣はまた、「イランの自動車産業に外国の投資を誘致している」としました。

また、ルノー社のゴーン最高経営責任者も、イランの自動車市場は、2020年までに年間200万台が生産可能となり、今回の協定の締結は、ルノーが優れた地位に置かれるようになる新たな時代の幕開けだ」と述べました。

ルノー社は、2003年から、イランの2つの自動車大手サイパやイランホドロー社と合弁会社を設立することで、イランでの活動を開始し、現在、トンダル、サンデロなどの自動車を製造しています。