ドイツ企業がイラン産サフランから莫大な収益(画像)
世界の市場を占有するイランの赤い金、サフランがドイツの小さな企業を潤しています。
ドイツ・ベルリンのサフラン販売会社は、イランから年間数トンのサフランを輸入し、ヨーロッパやペルシャ湾岸のアラブ諸国の市場に提供しています。
このドイツの会社のイラン系のマイケル・サーベト社長は、「サフランの精神やその中に秘める魔法を知りたいと考えている」と語っています。
制裁解除後のイラン市場における機会に注目しているサーベト社長は、制裁の解除がサフランの輸出増加につながり、輸入にもプラスの影響を及ぼすことを期待しています。
このドイツの会社は、イランの高品質のサフランを提供し、また、サフランソルト、サフラン蜂蜜、サフランコーヒーといった20種類の製品を生産しています。
この会社はウェブサイトや高級食材店で商品を販売しています。
サーベト社長はサフラン風味の製品への高まる需要に触れ、「会社の活動は急速に拡大している」と述べています。
ロイター通信によりますと、この会社の収益は毎年倍増しているということです。
また、ペルシャ湾岸諸国の顧客の多くは、サフランライスなどの製品を求めているということです。
同社長は、ドイツの「黒い森」で、サフランの栽培を行おうとしましたが、産業利用のための莫大な量を生産することはできないことがすぐにわかりました。
サーベト社長はこれについて、「サフランの花100本から1グラムのサフランが取れる。そこからサフラン1キロを生産するのにどれほど大きな土地が必要かがわかる」と述べています。
この会社の起業の構想は、サーベト社長の両親がイラン旅行からサフラン一箱を持ち帰ったことから生まれました。
6年前に銀行をやめ、この会社を起こしたサーベト社長は「私は新たな挑戦を始めることを決めた。この一箱のサフランは完全に新しい世界を私の前に開いた」と語っています。
イランは世界のおよそ90%のサフランを生産しています。